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手渡されなかった卒業証書

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父の卒業証書

ある日、父が突然

「高校の卒業証書をもらっていないんだ。

卒業式にも出ていない。」と言いました。

私は不思議に思いました。

だって父は大学に進学し、卒業もしていました。

大学の友人もいましたし、卒業論文もあり、

卒業論文の指導教諭である教授のお宅には

家族そろって毎年お年賀に伺っていました。

戦争中の混乱期の卒業式

そのことに気づいた父は友人のところに電話をかけまくりました。

すると、事実がわかったのです。

父の学年は学徒動員で3か所の工場に分かれて

生かされていたのだそうです。

卒業式の連絡はその中の1つの工場の生徒たちにしか

通達されなかったのです。

父は通達の来なかった2つの工場に行っていた生徒でした。

卒業証書がない

今ではなぜ父がそのことに50年も経つまで

気づかなかったのか?

なぜ当時、1つの工場の生徒にしか通達が来なかったのか?

卒業式に出席しないまま、進学してしまったのか?

と謎だらけなのですが、当時戦争中、終戦、戦後の混乱期には

命があることだけで、それ以外のことは考える余裕も

なかったのかもしれません。

戦争を知らない私たちには当時のことは想像もできません。

父が起こした行動は?

そこで父は驚くべき行動に出たのです。

それはどんなことだったのか?

答えは次回・・・

 

続く

 

 

 

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