父と旅行を楽しんでいた
父と2人で海外、国内旅行を楽しんでいた母が父亡き後、
旅行に行けなくなってしまっては楽しみがなくなると思って
元気なうちに母が行きたいところに連れて行こうと
頻繁に旅行に連れ出しました。
孫2人と出かけたフランス旅行
社会人、大学生になった娘たちと母の3人で
フランス旅行に行きました。
この時、長女は母が今までと様子が違うと気付いたと言います。
ホテルに着くとこのホテルは感じが良くないと
言い始め、文句を言い続けるので、
ホテルを変えようかと思ったそうです。
もちろん娘たちはホテルに問題は感じなかったようですが。
翌朝突然に
翌朝朝食に行くと、急に母が
「ここにはおじいちゃんと来たことがあるわ」
「このホテルはいいホテルね」と
言うことが変わってしまったのだそうです。
これが認知症の始まりの減少だったのかもしれません。
その原因は?
①旅行という日常と違う状況
②孫2人との旅行に不安があること
*特に子供や孫はいくつになっても保護しなければならない対象であると思っている母
③父亡き後、寂しかったり不安だったりしていたこと
こうしたことが認知症的症状を起こすのかもしれません。
今にして思えば、これがその始まりだったのです。
そしてこの後の旅行では様々なことが起こるのです。